産育休や妊娠中の休暇制度等についてまとめた「女性教職員の権利手帳」を作成・配布し、悩みに答えています。また、職場状況の交流なども実施しています。
定時制高校と通信制高校に勤務する教職員で構成しています。定時制高校の教育のあり方や高校再編計画など、定通部独自の課題に取り組んでいます。
特別支援学校で働く教職員が働きやすくするだけでなく、児童生徒が安全且つ安心して過ごせるように、また、保護者が安心して我が子を学校に任せられるようにするにはどうしたらよいかを考え活動しています。様々な情報をお伝えするために、障害児学校部の情報宣伝紙「リベロ」を発行し配布しています。
2019年度まで非常勤教職員だった職員は2020年度から会計年度任用職員になりました。臨時職員や会計年度任用職員の不当に低い賃金や待遇を改善するために取り組んでいます。全国集会で他県の進んだ条件を調べ、県教委に改善を求めています。また、職場での不当な扱いがあった時は臨時・非常勤教職員部の会議で交流し、本部とともにそれを改めさせるよう取組んでいます。
養護教員は少数職種であるため、職務内容等、職場では理解されにくい傾向にあります。職場の同僚や管理職の理解は必要不可欠です。専門的分野に属する事柄については、県教委との話し合いの中で改善していくことも重要です。
組合では「実習助手」ではなく「実習教員」と呼んでいます。名称からくる差別に苦しんでいる人がいるため、まず、組合が主体となって差別をなくしていきたいとの思いがあります。「実習教員」「実習教諭」が正式な名称として使われている県もあります。全国の状況を学び、千葉県の実習教員のあり方を変えていきたいと思います。
県立高校の司書は「実習助手」で採用されているため、人事異動の際はいつも職務変更の不安があります。司書を専任司書教諭として位置づけ、安心して学校図書館教育ができるよう、職の確立に取り組んでいます。
現在、青年部は「青年問題対策委員会」の名称で活動しています。 主に教員採用選考学習交流会「講師のつどい」を3~8月に開催しています。他にも、青年層教職員の交流会を実施しています。同世代だからこそわかりあえることがあります。 2022年度は千葉県の隠された魅力を学び青年教職員同士の交流を図るフィールドワーク「市川・松戸・船橋の古代・中世・近世・近現代を歩く」を実施しました。
『学校の働き方改革』として、出退勤時刻調査の実施や『部活動ガイドライン』『部活動改革通知』などが出されています。教職員の長時間労働の原因の一つである部活動の問題点や将来像について、様々な意見を交流し、調査や学習会等を行い、県教委交渉で改善を求めています。
定主に高校教育のあり方を検討しています。特に、高校入試、高校改革等、県教育委員会から教育政策に関わる提案される時は高教組の代表が委員の一人になる時やパブリックコメントが実施される時、高校教育の在り方について意見反映できるよう努めています。
高校における「通級による指導」や学校での合理的配慮などの課題について、インクルーシブ(地域で共に学ぶ)教育のあり方を検討しています。予算確保、教職員の加配につなげるため、高教組しての意見・要求をまとめ、県教育委員会との交渉に活かしています。
会計年度任用職員の賃金・待遇など、特に改善を求める必要がある場合に専門部と連携して取り組んでいます。千葉県教育委員会等から賃金改善・改悪の提案があった時もその取扱いについて検討します。賃金・手当等について冊子(「私たちの賃金」)にまとめ組合員に配布しています。
養教職員の時間外労働は常態化し、休職・退職に追い込まれる教職員が増加しています。健康で安心して働き続けるために、自らの権利について知ることが重要です。「私たちの権利ハンドブック」を作成し、職場で活用できるよう取組んでいます。また、職場の声をまとめ、教育委員会交渉に活かしています。